小児歯科
過剰歯の治療
過剰歯とは?
過剰歯(かじょうし)とは、歯種によって決まっている数以上に存在する歯のことです。成長の過程でお口のなかに生えてくる場合もあれば、生えてこない場合もあります。
過剰歯はヒトにおいては女性よりも男性に多く見られますが、通常の永久歯が正常に生えてくることを邪魔したり、歯並びと噛み合わせに影響を及ぼしますので、レントゲン写真で早期発見して適切に処置することが大切です。
過剰歯の原因
歯が作られる段階で、顎の骨の中の歯胚(歯の卵)が余分に作られたり、二つに分かれたりすることで過剰歯が出来ることがわかっていますが、歯胚に異常が現れる原因は、今のところわかっていません。
ヒトの進化の過程で退化した歯の名残りという説もあります。
過剰歯の症例
- 乳歯が抜けたのに、なかなか永久歯が生えてこない
- 前歯の間の隙間が塞がらない
- 歯が生えてくる場所ではない所から歯が生えてきた
などの症状があって初めて過剰歯に気づく患者様が多いですが、幼いうちから定期検診を受診すれば早期発見が可能です。
実際の症例ですが、6歳のときに上顎舌側の歯茎から歯が生えてきて発覚、レントゲンを見てみると、
上顎乳中切歯(AA)と、これから生えてくる永久歯の中切歯の間に、過剰歯が2本あります。
過剰歯の処置
状態によって、
- 経過観察
- 局所麻酔による抜歯
- 全身麻酔による抜歯(入院手術)
となりますが、発見が早いほど負担の少ない治療ができることが多く、大人になってから過剰歯が見つかった場合は大掛かりな治療になることがあります。
特に乳歯が抜けてから半年以上たっても永久歯が生えてこないような場合は、すぐ受診してください。
Before
After