歯科ブログ

矯正にかかる費用と医療費控除について解説

三重県鈴鹿市 大木歯科医院

歯科医師 院長 笠井啓次

 

矯正を始めたいけれど、かかる費用が気になる。そのような悩みをもっている方も多いはず。今回は矯正にかかる費用を解説します。

 

矯正治療にかかる費用は歯科医院によって異なる

矯正治療は基本的に保険が適用されない、自由診療です。そのため矯正治療にかかる費用は歯科医院によって異なります。また、地方よりも都心部の方がやや高く設定されていることが多いです。

矯正治療にかかる費用は部分的に矯正する場合や、全部の歯を矯正するなど症例によって金額が変わってきます。おおまかな費用は500,000~1,500,000円が一般的です。

 

矯正にかかる費用

矯正治療は
・初診料
・診査料
・矯正料
・保定装置料
がかかる場合があります。また歯科医院によって支払い方法も異なり、毎月一定額支払うケースや、一括で支払うなど様々な方法が採用されています。

費用に不安がある場合はデンタルローンなどを用意している歯科医院もあるので、費用でお悩みの方は、一度歯科医院で相談を受けることをおすすめします。

 

矯正治療は医療費控除の対象になる

矯正治療に支払った費用は医療費控除の対象になります。しかし見た目の改善といった「美容目的」の場合は対象にならないので注意が必要です。

医療費控除の対象になるケースはかみ合わせの改善など「機能の改善」と認められた場合になります。ほとんどの矯正治療のケースでは、歯並びが悪い不正咬合など何かしら問題があります。歯並びを改善することで結果、見た目も良くなります。そのため矯正治療は医療費控除の対象になります。

医療費控除は1月1日から12月31日に100,000円以上矯正費用や医療費を支払った場合に、控除申請をすることで所得税の軽減が期待できる制度です。

矯正治療を受けた際は、必ず領収書を保管し、100,000円を超える場合は医療費控除を受けて少しでもお得に矯正治療を受けましょう。

 

まとめ

矯正治療は歯科医院によってかかる金額が異なります。「費用が不安」という方は一度歯科医院にて矯正相談を受けることをおすすめします。

矯正を行っている歯科医院では、無料~3,000円程度で矯正相談の機会を設けています。大まかな費用や、矯正治療の流れを説明する場ですので、いくつかの歯科医院で相談を受けるのもいいでしょう。

かみ合わせや発音など、口の機能に問題がある場合は、矯正にかかった費用は医療費控除の対象になります。自分の症例が医療費控除の対象になるかどうか、歯科医師に確認することを忘れずにしましょう。

 

三重県鈴鹿市 大木歯科医院

歯科医師 院長 笠井啓次

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