歯科ブログ

子どもの歯が多い?過剰歯について

こんにちは。鈴鹿市の歯医者 大木歯科医院 西村です。

本日は子供の大切な歯を守るためにできることをお話ししたいと思います!

皆さんは過剰歯(かじょうし)と言う歯はご存知ですか?

聞き慣れない言葉かもしれませんが誰もが可能性のあることなのです。

過剰歯とは名前の通り過剰な歯です。種によって決まっている数以上に存在するのことで、 成長の過程で口腔内に萌出する場合もあれば、萌出しない場合もあります。 過剰歯はヒトにおいて女性よりも男性に多く見られるみたいです。

過剰歯の原因とは歯が作られる段階で、顎の骨の中の歯胚(歯の卵)が余分に作られてしまったり、二つに分かれてしまったりすることで、過剰歯が出来ることがわかっています。
しかし、歯胚に異常が現れる原因は、今のところわかっていないみたいです。

実は、家の長男も過剰歯があり、先月三重大学病院口腔外科にて過剰歯の抜歯をして頂きました!

過剰歯

息子の場合ですが、永久歯が通常28本(親知らず含むと32本)ですが、息子の場合は30本ありました!2本上の前歯が顎に埋まっており、通常の永久歯の歯並びに影響を及ぼす為、全身麻酔下にて抜歯が必要となりました。2泊3日でも入院手術になりましたが、術後も痛みもなく朝にOPEして夜には通常のご飯を食べることができました!次の日には予定通り退院することもできました!聞き慣れない過剰歯が見つかり不安に思うかもしれませんが、こういった例もあると言うことを知っていただけたらと思います!

過剰歯は歯が生えてくる場所ではない所からの萌出やレントゲン写真などで発覚します!

息子も定期検診を受けていた為、レントゲン写真もいい時期に撮ることができ早期発見することができました!

鈴鹿市の歯医者 大木歯科医院は口腔外科も行っている為、萌出(歯が見えている)している過剰歯であれば抜歯できる可能性もありますが、全身麻酔の方がいい場合や神経に近く様子を見ないといけない場合などに入院施設のある大きな病院に紹介になります。大きな大学病院や市立病院で受診する為にも、歯科医院からの紹介状が必要になります。受診の目安として『子どもの歯が抜けたのに、その後なかなか生えてこない』『前歯の間の隙間が、ふさがらない』などの症状で気づくことが多いです。
特に、乳歯が抜けてから半年以上、永久歯が生えてこない場合は、鈴鹿市の歯医者 大木歯科医院はに相談いただけたらレントゲン写真を撮るなどの対応が可能です!

定期検診に通っていただいていると、早期発見でき抜歯時期の相談や永久歯の歯並びに関係ない場合には経過観察となる場合もございますのでご相談もさせて頂くことが可能です。

大木歯科医院で定期検診を受けて頂くことで大切な歯を守るお手伝いをさせていただけたらと思います。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る