インプラント治療の術前検査
インプラント治療を受けることが決まったら、術前の検査が必要不可欠です。
大木歯科医院ではより正確な治療を行うために、虫歯や歯周病の確認だけでなく、歯科用CTで顎の状態や歯を作る位置を3Dの立体画像で確認します。
また血液検査の結果を確認させていただいて全身状態の確認もします。
- 虫歯、歯周病、噛み合わせの状態
- レントゲン
- 口腔内写真
- 血圧
- 既往歴
- 投薬の有無
- アレルギーの有無
- 喫煙の有無
- 血液検査データ(一年以内のもの)
- 口腔内の清掃状態
インプラント治療をおこなうに当たって様々な検査が行われますが、特に重要な検査を挙げます。
歯科用CT検査
インプラント体(フィクスチャー)を顎の骨に埋め込むため、骨の状態を三次元的に正確に把握します。 歯槽骨の厚み、高さ、骨質、骨量などを撮影したCT画像で確認し、コンピューターによる画像解析で的確な位置へのインプラント体の埋入設計をして多平面及び立体的にシミュレーションします。埋入するインプラント体の種類・サイズ・本数・ 位置・角度などが決まったら、設計通りに正確な位置に埋入するためのサージカルテンプレートを制作します。
歯周病検査
インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。そのため歯周病の治療をせず、インプラント治療を行うとインプラント周囲炎が起こりやすくなるため、治療前に歯周病の状態をしっかりと診査する必要があるのです。
血液検査
インプラント治療を安全に受けるためには、血液疾患や重度の糖尿病などがある患者さんにはできないことがあります。また、外科的手術ですので術前・術中に血圧やSpO2という、血液中にどの程度の酸素が含まれているかも常に測定しながらの治療となります。
まとめ
インプラント手術前診査の目的は、患者様がインプラント治療を安心安全かつ効果的に受けられるようにすることです。術前検査を通じて虫歯や歯周病、噛み合わせの状態や全身の健康状態を詳しく調べることで、手術中や術後のリスクを減らすことができます。
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