「歯茎が下がる」のが気になる! オーバーブラッシングに注意!
歯茎が下がるのはなんで?
こんにちは!三重県鈴鹿市にある大木歯科医院の管理栄養士、脇です。
皆さんの中には、歯茎が下がっていることが気になる方はいませんか?
当院にも、よくこのようなご相談をされる患者様はみられます。加齢とともに、歯茎がある程度下がってくるといった変化はありますが、それ以上に下がってくる場合は2つの原因が考えられます。
原因1、歯周病
一つ目は、歯周病です。歯周病によるダメージで歯を支えている骨が衰えると、その上を覆う歯茎のラインも下がり、結果的に歯の根元部分が露出してきます。歯周病は慢性的な炎症が起こっている疾患です。赤黒くブヨブヨした状態で歯茎も骨も下がってくるイメージです。
原因2、オーバーブラッシング
二つ目は、オーバーブラッシング(過度な力で行う歯みがき)です。この場合は、歯茎の色が白みを帯びたように見えることが多いです。健康な歯茎はふっくらとした薄いピンク色をしているのですが、強い刺激で弾力を失った歯茎は縮み硬くなります。
歯みがきの際に「シャカシャカ」と周りに音が聞こえるような方は、オーバーブラッシングの可能性があります。歯みがきの動かし方の基本は、小刻みです。2~3mmずつ小刻みに、歯を1本ずつ磨くイメージで行いましょう。
歯茎が下がることは見た目の問題だけではない?
知覚過敏の多くは歯茎が下がっている場所で起きます。歯の根元の部分が露出してくると歯の表面であるエナメル質の保護が失われ、エナメル質の内側の象牙質がむき出しになり刺激が伝わりやすくなるからです。そのため、歯茎の下がりは見た目の問題だけではなく、知覚過敏を引き起こす可能性があります。
大木歯科医院では、歯科衛生士よる歯みがき指導を行っています。
定期検診に通い、正しい歯みがきを身につけて、お口の健康を守っていきましょう!