子供の虫歯予防について

こんにちは！三重県鈴鹿市にある大木歯科医院の管理栄養士、脇です！
今回は、「子どもの虫歯予防」についてお話させていただきます。

虫歯菌の出す酸によって歯が溶けることを「脱灰」と言います。虫歯というのは歯の脱灰が進んだ状態です。放置すると悪化し、だんだん歯に穴があいてきます。
子供の歯（乳歯）は大人の歯（永久歯）に比べて、歯の外側を覆うエナメル質が薄くてやわらかいため、虫歯の進行が速いです。親子で一緒に虫歯予防をしていきましょう！

毎日の歯みがき

虫歯予防の基本です。お子さん自身の歯みがきと親御さんによる仕上げ磨きで、細菌の塊のもとプラークをしっかり落としましょう。
歯みがき粉はフッ素配合の物がオススメです。子どもは虫歯になりやすいからこそ、フッ素による歯の修復・強化が欠かせません。

ダラダラ食べ、ちょこちょこ飲みに注意

歯に付着した虫歯菌は、飲食のたびに酸を出して、虫歯になりやすい環境をつくります。摂取する砂糖の量よりも、飲食回数に気をつけましょう。

子どものころから定期検診を

乳歯や生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすく、虫歯になると進行が速いです。また、奥歯の虫歯は親御さんが気づかないことも多いので、3〜6ヶ月に1度は定期検診を推奨します。定期検診は虫歯以外にも歯並びや歯の生えかわり、顎の成長発育も確認させていただきます。こどもの頃から歯科受診の習慣を身につけておくと一生の財産になります。

フッ素を塗ってもらおう

フッ素には脱灰を抑制し、脱灰した歯がもとに戻る再石灰化という作用を手助けする効果があります。また、口腔内が虫歯菌によって酸化することを防ぐ作用もあります。フッ素を塗布することで歯を強くしてくれます。大木歯科医院では、歯科医院専用の高濃度のフッ素を塗ることができます。定期的な塗布で定期検診の習慣づけにも役立ちます。

お子さんだけに限らず親子で一緒にお口のケアに取り組むことが大切です。親子・家族でお口の健康を守っていきましょう！何か困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。