食事中の姿勢は大丈夫?子供も大人も意識した方が良い「食べ方」
みなさん、こんにちは!
三重県鈴鹿市にある、大木歯科医院の管理栄養士 三輪です。
突然ですがみなさん、「食べ方」って気にしたことはありますか?
私は食事をする時いつも、野菜から先に食べるということを習慣にしています♪
それぞれにいろんな食べ方があるかと思いますが、近年食べ方の悩みというのが増えてきているそうです。
「食べ方」の悩みとは?3つのポイント
例えば
- 食べるのが遅い・クチャクチャ音を出して食べる・
- あまり噛まずに丸飲みしている
- 好き嫌い、食材の種類が偏っている
など、食事中の悩みにはいろいろありますよね。
大人も子供も同じことが言えるのですが、
まず、食べ方については3つ注意していただきたいことがあります。
- 食べるために必要な歯が生えているか、よく噛める噛み合わせになっているか
- 筋肉や神経が発達しているか
- 「食べたい」という気持ちはあるか
以上の1〜3でポイントとなるのが、
- 前歯で噛み切り、奥歯で咀嚼する。
- 一口量を守る。
- お口を閉じて咀嚼する。
- 水やお茶で流し込まない。
- 成長に合わせた食具を使う。
です。
食べる時の「姿勢」も大切
上記3つ以外にも大切なことがあります。
それは食べる時の「姿勢」です。
食べる時の姿勢には、食べやすさ・食べにくさに直結して、口の動き・舌の動きを発達の他にも、誤嚥や窒息の予防などの「安全な飲み込み」にも関係します。
実際に悪い例から見ていきましょう。
どうでしょうか?
正しい姿勢で食べるなんて当たり前と思われがちですが、このような姿勢で食べている子供は多くみえます。
ちなみに正しい姿勢はこちら
比べてみてどうですか?
主な違いは、机と椅子の高さ・顎の角度・背筋が伸びているかです。
さらに詳しく見てみましょう!
- 顎が上がっていないか
飲む込む時に顎が上がった体勢は、食べ物が気管に入りやすくなり、高齢になると誤嚥や窒息の原因になります。 - 机と椅子の高さがあっているか
食事を目で楽しめない。さらに手が動かしにくいので食べにくくなります。お子さんは自分で机や椅子を選べないので、まずは環境を整える必要があります。椅子が高すぎる場合は足元に台を置くといいですね。
そもそも、足を地面につけずに飲み込む行為は踏ん張れずに飲み込みにくくなってしまいます。ご高齢の方でも足をつけて嚥下しにくく工夫しているそうです。 - 背筋が伸びているか
大人子供と共通して言えることで、実は背筋が伸びた良い姿勢だと体幹が安定します。
それによって前歯で噛み切って奥歯でしっかり咀嚼するといった理想的なお口の動きをしやすくなるのです。
まとめ
「いつもの姿勢・食べ方」によって口や舌・顎などの発達につながり小さい頃から癖づけることで誤嚥や窒息を防ぐことができます!
食事は直接生活に関わるので、ポイントを押さえて少しづつ意識していきましょう。
普段の食生活の中から、少しでも改善点が見つかればいいなと思います!
また食べ終わった後は歯磨きも忘れないようにお願いします!
食事をする上で歯の健康も欠かせませんよね?
しっかり噛んで食事を楽しむためにも歯科医院で歯のメンテナンスを受けるのも大切です。まずは検診から始めてみましょう!
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