妊娠中の患者様に対して
こんにちは!大木歯科医院の歯科医師の田中です。
最近、妊娠中の患者さんに色々聞かれることが多いので、そのことについてお話させていただきます(*^^*)
まず、
《妊娠中にしていいこと》
①虫歯の治療
②歯の神経の治療
③歯周病の治療
これらはお子さんにも影響は少ないので、しても大丈夫です!
麻酔やレントゲン撮影を心配される方が多いですが、実際に赤ちゃんへの影響はないと言われているので、問題なく行うことができます。
《妊娠中にやめた方がいいこと》
①親知らずの抜歯
②インプラントや歯周外科処置
これらは、抗生物質と痛み止めを飲んでいただく必要があるので、妊娠中には行わない方が良いです。
《注意点》
・治療は、妊娠中期(5〜8カ月)に行う
・妊娠中は虫歯ができやすい
…妊娠中は唾液の量が減りやすいので、むしばになりやすくなります。
・妊娠中は歯茎が腫れやすい
…女性ホルモンの影響で、歯茎が腫れやすくなります。
・重い歯周病は、早産の原因にもなる
・出産後、お母さんの口から赤ちゃんの口へばい菌がうつる
…赤ちゃんの口の中には元々ばい菌はいません。どこからやってくるのかというと、実はお母さんのお口からなのです。
お母さんが、お口を綺麗にしておかないと赤ちゃんにも悪影響を与えてしまいます。
・妊娠中は、お薬をなるべく避ける
などがあります。
さて、簡単な説明でしたが、ご理解いただけたでしょうか?(*^_^*)
お薬を飲まないといけないような大きな外科処置以外なら、妊娠中はでもできることは結構多いんです。
またわからないことがあれば、スタッフに気軽に聞いてくださいね!